旅行に行くならプチ贅沢で忘れられない体験に - おすすめの旅行プラン
昔は旅行が面倒で面倒で嫌いでした。
何となく憧れみたいなものはあったのですが、手間と費用がこの上なくもったいなく感じていて、修学旅行や家族旅行が関の山でした。
対して、今の僕は旅行が大好きで、
計画を立てるのも想像が膨らんで面白いし、帰りに立ち寄るお店もこだわって調べ、行きも帰りも満喫しています。
僕はビジネスの発信をしていますが、全く無関係だと思っていた旅行が、まわりまわって僕自身にも、ビジネス自体にも影響を与えてきたので、
ぜひ、旅行を考えていらっしゃる方に取り入れて欲しいと思います。
遠い昔は旅行自体が非日常だったが
普通のことになった現在では
『どんな旅行をするか?』を選ばないと
『疲れた』だけで終わっちゃう
遠い昔、おそらく30年ほど前は、新婚旅行に熱海やハワイが大人気で、旅行に行くということ自体が今よりもレア感を持っていました。
言い換えると、
『旅行に行くんだ』
という言葉が、社会的地位のアピールにもなっていたし、旅行に行くことだけでも十分大きな価値を持っていました。
人気の地域の社員割やゴルフ会員権、株主優待には、今よりも特別感がありました。
今はどうでしょうか??
旅行に行くということ自体、何のお得感も無く、羨ましいと思うことはほとんどありません。
だからこそ、旅行する国やプランの優劣、日数、テーマパークに行くか行かないかということが、旅行の価値を決めています。
みなさんも、旅行だけで『いいな~』と思うことはないんじゃないでしょうか?
『いいな~』と感じるときは、
●あの人は時間があっていいな
●経済的に余裕があるからできるんだろうな
●あの人は行動力があっていいな
●知識があるからきっと楽しめるんだろうな
●旅行自体よりも自分が行きたい所・食べたいご飯さえできたら満足
こんなことに、『いいな』とか羨ましいと感じたりすると思います。
僕だって同じです。
旅行自体ではなく、
「その旅行ができることで何が良いのか?」に目が行ってしまうのは、旅行が多様化してより個人的な体験になっている証拠です。
旅行への単純価値はすでに無く、その人独特の旅行や他にはない旅行プランこそが今では旅の醍醐味です。
僕自身の経験から、
何気ない旅行を
自分だけの特別な体験に変える方法
をお伝えします。
それは、
"いつもより"プチ贅沢をする
ことです。
これはちょっとした食事でもできますが、旅行は単なる日常の延長線とはいきません。
旅費もさることながら、手間暇のかかるものです。
プチ贅沢をすれば、その分見返りも大きいのが "プチ贅沢" 旅行です。
僕の初めてのプチ贅沢は
一泊3万円のビジネス旅行
何のことはない、寝るためだけに予約したホテルのグレードを上げたことが、僕の旅行好きになるきっかけでした。
これを経験するまでそんなことはただの無駄遣いだと思っていたし、愚かな行為だと信じていました。
普通なら、3,000円台でサクッと泊まって済ませるところです。
今でも覚えていますが、
終電過ぎまで仕事があり(会社員当時は、終電を過ぎて仕事をすると自慢話になる社風でした)、次の日も早かったので、ホントに泊まるだけのホテルでした。
でも、ひょんな思い付きから3万円の部屋にしたところ、
その部屋の夜景がとんでもなく綺麗だったのです。
特に、精神的に参っていた当時だからこそ美しく見えたのかもしれませんが^^
とはいえ、そんなことをしょっちゅうできるわけでもなく、当時はたま~にそんなことをしていました。
あんなに綺麗な夜景は、それ以前のホテルでは見れませんでした。
たかが景色ですが、僕にとって価値があり、その景色は今でもちゃんとスマホに保存しています。
旅行を特別な体験に変える
もっとも簡単な方法は
それまで選ばなかったオプションを
付けてみること
旅行プランも多様化しているし、ぬいぐるみがたくさんある部屋やキャラクターコンセプトの部屋、ワインを巡る旅もあるし、逆に何にも付かない質素なプランもあります。
たくさんのプランがある中で、おすすめしたい自分自身に一番影響力のある旅行は、
プランの有無や優劣でなく、
ホテルや旅館の料金を2段階上げてみる
というものです。
もちろん、できる範囲からでO.Kです!
なぜ、ホテルのグレードを変えるかと言うと、
これが、僕がおすすめする理由です。
部屋に着いてゆっくりとした気持ちになってからが、ホテルの本領が発揮される時間ですよね。
そして、リラックスできるカフェといったコンセプトの場所でも味わえないくらいその人が個人的になれる時間でもあります。
以前、コテージ形式のホテルに泊まりました。
日本各地にいくつかあって、個人的によく利用させてもらいますが、家のような形式のホテルです。
普通のホテルもあるのですが、別にコテージ用の敷地があって、フロントで手続き後そちらに案内してくれます。
2階建てのコテージで、半ば家に泊まっている雰囲気です。
お隣さんを気にせずワイワイと過ごせたりできるのが、コテージならではです。
価格的に極端な例を挙げれば、そういったコテージ形式のホテルもあります。
とはいえ、プチ贅沢で一番記憶に残っているのは、初めて3万円の部屋にビジネスで宿泊した時です。
"フロントで受付をしたときの緊張感"をまだ覚えています。
ご対応してくださったスタッフの方も普段通りのはずなのに、こちらが初めてで緊張しているので、何となく丁寧に接してくれたように感じました。
どの部屋に泊まろうが同じフロントで受付をするのに、なんだか、そわそわした記憶があります(笑)
大したことのない宿泊ですが、それまでしたことのないことだったので、社会人として少し前に進んだような気分も味わい良い体験となりました。
料金はホテル側が明確に設定している
体験してみる価値があるもの
自分が普段選ばないからこそ、その部屋の価値が見えてきたりします。
また、ホテルに直接関係ない場面でも、『また泊まりに来るためにがんばろう』とか『もっと別の価格帯の部屋はどうなのか知りたい』とも思えてきます。
泊まる部屋のグレードを上げてみるというのは、
一見無駄なように見えますが、一番実践しやすい価値観の変え方でもあります。
ホテルに入る前から自分の心境の変化や物の見え方が変わってくるのも、意外と珍しい経験です。
必ずグレードアップしないといけないということもありません。
でも、もし可能なら、ぜひ試してみて欲しいと思います。
普段よりも
2グレード上げて泊まってみる
思わぬ発見があるかもしれません。
些細なことですが、僕は、
すれ違うスタッフの方の「自分のホテルやサービスへの自信と懐の深さを感じさせる様子」が頭に残っています。
『ああいった様子で仕事ができるなんて、やりがいがあるだろうな』
というのを素直に感じ、今でも、背中を押してくれる気がします。
『ビジネスを志すから、色んなことをビジネスに関連させて見ろ』なんてことは全く必要ないと思います。
でも、良いものや知らないものが世の中には本当にたくさんあるんだなと感じます。
旅行は、その最たるものですよね。
"自分の"ビジネスを経営していくというのは、多くの人にとって価値観の偏りや(人によっては恐怖感を抱いたり)、踏みとどまってしまうものです。
ただ、ビジネスは経営者の写し鏡です。
自分を表現したり、会社というフィルターを通さずにお客さんと接することができる、生きた心地のする血の通った活動です。
(少なくとも僕はそう思っています)
僕自身、旅行だけでなく、日々の買い物や家事・掃除、食事で、贅沢旅行のような(逆に極貧旅行も経験がありますが)自分の価値観を根っこから揺さぶるような体験をすることで、
生活の様々な価値観が変わりビジネスへのイメージも大きく変化してきた経緯があります。
旅行ひとつとっても、自分にとって大きな変化のきっかけとするか、『また次があるや』という程度の体験にするかはとても大切な選択です。
旅行代金の予算を引き上げるだけで、自分にとって体験の印象はだいぶ変わります。
せっかくの機会ですから、今までの自分がしなかった旅行をしてみることをおすすめします^^
ちょっとした小旅行でも、自分にとって貴重な体験にできると素敵ですよね。
ぜひ、試してみてくださいね!
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